- 近況報告
画像がデカ過ぎ問題直すときにめんどくさすぎる記事をいくつか消したのですが、そのせいで日記に欠番が死ぬほど生まれてて悲しい。
キッズ世代に『鏡の大迷宮』と『ドロッチェ団』を遊んだ身としては語らねばならない。
説明不要かもしれないがカービィのコピー能力は作品ごとに微妙に仕様が異なっている。例を挙げるなら『夢の泉デラックス』のホイールは移動中にジャンプができないが、『鏡の大迷宮』ではジャンプができる。『ドロッチェ団』でも挙動が微妙なところで異なる(らしい…)。など。
とにかく、作品ごとに仕様が改善されていく傾向が強いだろう。そんな中で『鏡の大迷宮』と『ドロッチェ団』の間で変更されたコピー能力で、子ども心ながらに思ったいくつかの点について書きたいと思う。
エンジェル
『鏡』でも『ドロッチェ』でも微妙な能力。
とても可愛らしいので私にとってはキッズの頃から使っていた能力でもある。どちらも微妙なのだが『ドロッチェ』で弱体化された能力として私の中で印象的なコピーだ。
エンジェルはどちらの作品でも共通して「戦闘能力が低い」という個性がある。「対ボス」「対雑魚」どちらを対象としても攻撃力が低過ぎるため総じて戦闘能力が低いと考えられる。
『鏡』のエンジェルとは「ホバリング無しで空中移動ができる」個性と「ホバリング以上の高い空中機動力」「一部ギミックの解除を行える属性」を持つコピー能力である。
ホバリング周りの性能はコピー能力の「UFO」と非常に近いため、エンジェルの攻撃性能の低さもあってUFOの完全下位互換のコピー能力ではないかと思われるが、以下の2点においてUFOとは相互互換ないし比べることがナンセンスであると考えられる。
「UFOはステージ外の持ち込みができない」
『鏡』までの仕様だがUFOはステージ外へ持ち越せないため「機動力」の点においてエンジェルの有用性が失われることはないだろう。
「解除できるギミックが異なる」
UFOのレーザーはかたいブロックを、エンジェルはひもを破壊できるため両者の役割はそもそも異なっている。そのため比べること自体が困難ではないだろうかと思われる。
以上が『鏡』におけるエンジェルの個性とその立ち位置である。UFOというライバルが存在するが解除できるギミックや永続性からエンジェルが産廃コピー能力とは言い難いだろう。そして見た目がそこそこ結構かなり可愛い。
では『ドロッチェ』エンジェルはどうだろうか
『ドロッチェ』では仕様がいくつか変更されており、正直こちらは産廃であると言わざるを得ない惨状である。参上だけに。
問題点は主として「空中移動能力の低下」「UFOの一部強化」あたりが挙げられるだろう。
空中移動能力が低下した。これは、空中移動能力が低下したという意味である。エンジェルの長所が消えた。空中機動力は自然落下が消えたため向上したと言えなくもないが、空中での完全な静止を要求する場面がほとんど皆無なためぶっちゃけどうでもいい強化である。
このゲームにおいて個性を失わせる必要は皆無なため、長所を(しかもほぼ唯一の)取り上げるこの『ドロッチェ』の変更はキッズながらに悲しみを感じてしまった。
ぶっちゃけUFOと相互互換ないし差別化するならば「UFO以上の移動速度かつホイール未満の移動速度」と「速度の調節機能」さえあれば十分だったためにその逆に突っ走った『ドロッチェ』エンジェルはポジれない。可愛いところはいいと思うが。
また「UFOの持ち越しが可能になった」点もエンジェルにとっては逆風だろう。エンジェルの長所が殺されている。UFO自体もレーザーの火力が下がったが防御性能が高まり別物と言えば別物だがネガるほどではないかなと。どうでもいいけど『ドロッチェ』だと「レーザー」も悲しき能力と化してる。やはりUFO持ち越し可は罪(ギルティ)。
では逆に『ドロッチェ』エンジェルの評価点を探してみようと思う。これは細かなところは探せばあるだろうが(自然落下削除とか)挙げるなら1つしかないだろう。新アクションの追加だ。
劣悪だった攻撃性能が若干改善されており、チャージなどの予備動作なしに水平方向へ矢を射ることができる。火力の低さは相変わらずだが雑魚処理能力はいくらか上がったか。UFOと差別化を意識するならば上下方向にも直線に弾速のある貫通弾を撃てたりすればなと思う。
既存コピーのアクションの追加という点では『ドロッチェ団』の巻物システムは非常に評価できる点ではないだろうか(初めから使わせろよ!という気もするが…)
総括
エンジェルは世代共通で可愛い。『鏡』での方向性はUFOと競合する部分もあったがお互いに役割が異なり「個性」という点ではUFOに喰われることはなかっただろう。『ドロッチェ』になるとエンジェルは謎の弱体化が入りUFOの利便性が高まったのもあって、エンジェルとUFOの個性の差別化が上手く行かなかったように思える。今再びUFOとエンジェルのコピー能力が同時に存在する作品が出た場合、エンジェルは「探索」「移動能力」「非暴力」を、UFOは従来の「火力」や「レアコピー」の方向性を維持することでそれぞれの個性と魅力を発揮するのではないだろうか。
マジック
『ドロッチェ』ネガっぽいところがあったので個人的な評価点としてあげておく。スターアライズでもドロッチェにそれっぽい攻撃が追加されてて良さみを感じる。
『鏡』のマジック
早い話がコック。ただしルーレット以外はコックやクラッシュと被っており、こちらは逆に『鏡』が上手く差別化できない側面がある。もちろん1UPや無敵やコピールーレットなど、コックやクラッシュにできない魅力はあるのだが…。なんというか、消費系コピー能力が多すぎて、消費系コピー能力を持て余してる感じは若干したかなと思う。爽快感はあるのだが…3種類も必要だったのか?
『ドロッチェ』のマジック
復ッ活ッ
マジック通常コピー化
マジック通常コピー化
マジック通常コピー化!
可愛らしいシルクハットが魅力的なコピーに。複数ギミック解除可能、広範囲への攻撃だけでなく素直な軌道の攻撃も持ち全体的に使いやすい。『鏡』のルーレットも健在。消費系コピー能力の完成形だと思う。そして待機モーションが可愛い。
ルーレット暴発以外はほぼ完璧。くい打ちの後隙長すぎるとか?
『ドロッチェ』の超好きポイントなんだが、マジックのイメージをそのまま上手い感じに通常コピー能力に落とし込みつつもコマンドによって従来の消費系コピー能力と両立させるという形で『鏡』のマジックを昇華させているという
まあ、『ドロッチェ』のこういうところ好き。
「アニマル」とか、アニマルだけのギミック用意したのわけわからんけどアニマルの野性味感じるイメージを上手くコピーに落とし込んでると思う。
マジックの要素は一部スターアライズの団長にに継承されたし、『鏡』から参戦したダークメタナイトは「ミラー」の要素を持ってたりしてなかなか胸が熱くなりますわ。
この日記(?)の最初のタイトル「シャドバと鏡の大迷宮とドロッチェ団とMinecraftと近況報告」だったんだけど
もうね、アボカド。馬鹿かと。